めきの富士・秋の色

秋11〜秋20

11
【 日 輪 の 誘 な い 】
10月13日 早朝 静岡県 猪之頭林道より
稜線から顔を出した太陽を
レンズの真芯に入れたら
 想像を超えた素晴らしい世界が出現した。

 ここにいた私を選び、この時間帯に
この光景が出現した事に意味がある。

 行く手には光が待っている。
日々、心新たに前に進もう。

12
 
【 天 の 群 雲 】
10月16日 早朝 山梨県 精進湖より
頂上に口を開けて留まる
母船に向かって、空の彼方から
無数の意識体が集まって来た。

何かを伝えに来た宇宙船か。
心が踊る空の劇場だった。

13
 
【 柔 ら か き 朝 の 光 】
10月25日 午前6時9分 富士川町平林より
ようやく左の山越に朝陽がやって来た。
沈んでいた谷間は喜びの声を挙げて光を受ける。

劇的な朝焼けではなくても、時の移ろいが創る
息を呑む様な美しさの一瞬にこそ
ときめきがある。

山間に朝の光が入る時の一瞬の美。
富士山お早う。今日もあなたは最幸だ。

14
 
【 気 嵐 の 立 つ 朝 】
10月26日 6時40分 山梨県 西湖畔より
夜明け前から水面に気嵐(ケアラシ)が
立っている。生きとし生けるもの
のいのちが動き出した。

空に舞うのは龍か鳳凰か。

山の向こうの朝陽が空を照らした。
清々しいエネルギーに満ちた
いのちが動き出す朝が来た。

15
 
【 目 覚 め の 歓 び 】
10 月26日 午前6時 30 分 田貫湖より
右の稜線から朝陽が昇り山を離れた。
強烈な光はそのままでは受けとめられない。

湖畔の木に協力して貰ったら
素晴らしく情感が出た。

黒と黄金の朝景色、絵の様に美しい。

16
【 霧 の 中 か ら 】
霧の中から姿を表した
11月4日 山中湖畔より
「佳き朝じゃ」
眠っていた姫様が霧の中から現れた。
青空も連れて来た。良い感じだ。

霧の衣を着けた貴女はとても美しい。

17
【 秋 盛 り 】
最高潮の秋日和
11月 6日 精進湖畔より
午後の陽ざしは燦々と輝いて一面を照らし、
紅葉の裏側も影にならず彩りは最高潮だ。

子抱き富士が秋を楽しんでいる。
昨日の冠雪が良いアクセント。

18
【 里 の 秋 】
懐かしい日本の原風景
11月10日 午後3時 西湖いやしの里
70数年前、
大型台風で村が
全て流されて消失した。
そして長い年月を経て。遂に村は
悲願の茅葺き屋根の古民家
11軒の復活を果たした。

秋の日差しが強い快晴の午後、
秋彩の真っ盛りだった。紅葉とススキの色が
最も冴える、これぞ日本の原風景。

19
【 輝 き の 世 界 へ 】
雲間から射す光、心が描いた幕開けへ
11月15日 曙刻 櫛形林道より
雲海は刻々と動いている。
一帯の雲が赤みを帯び、数本の光柱が
天空に奔った。太陽は燦然と姿を現した。

天空のピラミッドは壮麗なカンタータを謳う。
シーンは新しい世界の幕開けを感じさせる。

意識が創る全ての世界。
行く手に光が待っている。

20
【 鳳 凰 の 舞 】
空はフェニックスのダンスで喜びに満ちた
11月30日 曙刻 清水吉原より
夜中から目まぐるしく雲が動き常に
錐状に回転して西から東へと流れていた。

お陰で寝る時間が無かった。
夜が開けてその正体が分かった。

鳳凰の登場を迎える為だったんだ。
悦びに溢れてダンスを踊る。吉兆なり。

秋11〜秋20