2007年1月度優秀作品
丹念に探せば撮りたい景色はまだまだある。思いがけない逆さ富士に出会った。
今朝は頂上に太陽の出る日。車も沢山。ススキと光で作画してみた。
この日は雲が多く殆ど姿が見えなかったが、一瞬晴れた時に頂上が出た。初夏の感じが出せた。
芽吹き始めた樹、その緑、満開のツツジ、全てが絵になる場所だ。愉しさに浸りながら撮影に終始した。
師走の上旬にしては雪が多かった。着雪した松の木を全面に大きく入れて山頂の厳しさを出した。
尾根歩きの途中に見付けた。朝日は山を陰にしている。だから赤が引き立って晩秋の峠に輝いていた。
台風が少なく、葉の痛みが少ない久し振りの季節に恵まれて光を加減して撮影した。
年々雪が減っている。つららに出逢ったら撮っておかないと次の機会はまず無いと思う。雪煙が出てくれた。
太陽が充分廻る頃に再度来て、白い雪と陰のコントラストを表現した。
ここ数年のチャンス到来。冠雪、快晴、絢爛紅葉と三拍子揃った。時間は午後3時半からが最高となる。この日は手応えを感じた。