2003年1月度優秀作品
光の当たる時間帯で、椿が全て前を向いている。なかなか。
光の強い時間、何年も同じ木と対話しているベテランの味。
この白樺の木の配置で、富士の頭の形の非対称が救われた。
中央の黄葉、湯気の雲、枯れ木の位置等写真が生きている。
黄昏の光を里に当てると何の変哲もない景色が輝き出す。
青空、淡雲、白雪、新緑、紫盛花とは何と贅沢な光景だろう。
初訪問。残雪有り。初夏は山が紫になる絶好の撮りどき。
雪の翌日、強風で雪煙が舞い、靄がアクセントを付けた。
尾根が続く高い山からの写真は、富士があるから力が出る。